千葉県柏市のオンラインサロンakala(アカラ)
運営事務局の布田ですm(__)m
チーズ愛好家&美食探究家 として、記事提供してくださる ”アツコ先生” より
「フランスチーズ」の美味しさと魅力についてご紹介いただきます!!
フランスは日本と同じように四季がある!
パリは北海道の気候とよく似ているといわれます。
最近の日本の夏は北海道も暑くなってきましたが、
パリでは最高温度が25℃ぐらい!湿度もなく、とても過ごしやすいのです。
南の方に行けば気温は高くなりますが、
湿度がないので、あのベタベタした不快さがまったくないのが、本当に快適。
私が夏を好きになった所以です。
そしてこの時期、
白夜の影響で夜の9時、10時くらいまでが真っ昼間のように明るい!
これが春から夏にかけての醍醐味です。
だって、家に早く帰るのがもったいない!
と、ついつい外に繰り出し、わいわい友人達と楽しい時間が過ごせるんです。
ヨーロッパに旅行するならゴールデンウィークから7月半ばまでが断然おすすめですよ!!
7月は一斉にセールも始まり、人でごった返します。
それ以降になるとバカンスの時期になってしまうので、
パリなどはレストランやブティックが1ヶ月近くお休みすることもあり、とっても残念。
今、海外旅行が難しい状況ですが、解禁になったら、旅行先の候補にぜひフランスを入れてください^ ^
前回、山羊のチーズのお話を書きましたが、春や夏は牛乳のチーズも美味しくなります!!
日光をたくさん浴びた草を食べた牛のミルクは栄養価も高く、濃く、美味しい♡
冬は地面に草がなくなってしまうので、牛達は干し草を食べます。
そのミルクで作ったチーズはやっぱり味が薄く、色味も薄くなります。
ボーフォール デテ(Beaufort d‘été )

この時期に作ったチーズの中でもぜひ食べてほしいのが、ボーフォール デテ(Beaufort d‘été )です♡
エテ(été )とはフランス語で「夏」という意味。
チーズ界のプリンスと呼ばれるボーフォール(Beaufort) の中でも
6月から10月に放牧された牛のミルクでしか作れないとっても貴重で贅沢なチーズです。
とにかく味が濃く、芳香な香りにこっくりとした食感、他に変えがたい味わいです。
どっしりとした赤ワインと一緒に召し上がっていただきたいチーズです。
このボーフォールだけで作ったチーズフォンデュは、
今までのチーズフォンデュの概念を覆す、感動的な味わいです。

ボーフォールは1個が45kgあり、側面が凹んだ形をしています。
これは1軒の酪農家が飼っている牛の1群(45頭)の1日の搾乳量でできるチーズの大きさです。
フランスアルプスのサヴォワ地方の山々で作られています。


昔、山では春から秋の牛を放牧している時期に、長い冬の保存食とするため大きなチーズを作りました。
大きければ日々少しづつ外側から食べていっても中心の方はまだ水分が残り、
いつまでもしっとりとしたチーズを食べられるからです。
そしてボーフォールのように大きく車輪の様な形をしていると、
立てて転がしながら移動させることができます。
チーズ作りは、それぞれの地域、環境にあった目的や方法で行われ、今も変わらず受け継がれています。
チーズを知るとフランスの文化も知ることができるのがチーズの魅力でもあります。
+.。:;+.:;。+゚+.。:;+.:;。+゚+.。:;+.:;。+゚+.。:;+.:;。+゚+.。:;+.:;。+゚
千葉県柏市の女性限定オンラインサロン
akala(アカラ)運営事務局 布田
協力サポーター
チーズ愛好家&美食探究家
ワタナベ アツコ
コメント