もちもちモッツァレラについてアツコ先生が紹介♡いろんな食べ方を試そう!!

千葉県柏市のオンラインサロンakala(アカラ)
運営事務局の布田ですm(__)m

チーズ愛好家&美食探究家 として、記事提供してくださる ”アツコ先生” より
写真を見ただけで食べたくなる~~~
「モッツァレラチーズ」についてご紹介いただきます。

フレッシュチーズ、モッツァレラ♪

夏暑く、食欲がない時などさっぱりしたものが食べたくなりますよね~
ひんやり冷えた赤いトマトとミルキーなモッツァレラのカップレーゼは、見た目にも美しく、涼しげです。

それに料理としてはとっても簡単!!!

トマトとモッツァレラをスライスして、交互に並べて、上質なオリーブオイルと塩を振り、あればバジルの葉を散らせば出来上がりです^ ^

モッツァレラはイタリアを代表するフレッシュチーズです。
パスタ・フィラータと言われる製法で作られます。

パスタとはミルクを固めたお豆腐のような状態のもの(カード)、フィラータとは糸という意味です。

ミルクを固めてカードになったものを熱いお湯の中に入れ、錬るとお餅のように柔らかくなります。
そのお湯の中で、繊維状になるように引きのばして、引きちぎって、丸め込むようにして、丸く成形します。
そうすると、外側に膜ができ、中が糸状でミルクたっぷりのモッツァレラが出来上がるのです。

「引きちぎる」という工程がモッツァーレ(mozzare)という意味で名前の由来なのです。
熱いお湯の中の手作業は、本当に大変そうで手が真っ赤になります。慣れれば火傷もしなくなるのでしょうが、火傷をしてもおかしくないレベルの熱さです。

本来、モッツァレラは水牛のミルクだけで作られ、
モッツァレラ・ディ・ブーファラ・カンパーナ (Mozzarella di Bufala Campana)というのが正式名称です。

ブーファラが水牛という意味で、カンパーナ州というイタリア南部の州で作られた、という意味になります。
この土地で作られたものしか、この名前はつけられません!!

出来立ての水牛のモッツァレラはジューシーで、噛むとじわーっとミルクが溢れて出て、濃厚な味わいです。大人の男性の拳ぐらいの大きさなので、それ1個で十分メインディッシュになっちゃいます。
新鮮さが命のチーズで、日が経つと味がどんどん落ちて、変な味になりますので、できるだけ早く食べてください。
本場ナポリでは、美味しい状態のモッツァレラを食べてほしいから、他の土地へは出荷させないほどの徹底ぶりでした。

今は水牛の数も減り、牛のミルクでも作られています。
モッツァレラ・ディ・ヴァッカ(Mozzarella di Vacca)といい、(ヴァッカが牛という意味)一番流通しています。
日本でも作られるようになり、スーパーで売っているものもほとんど牛乳のものです。
イタリアには水牛と牛乳をミックスさせたミスタもあります。
チリエージ(さくらんぼという意味)という1口サイズのもあり、サラダに入れるととっても可愛いですよ。

先日、イタリア料理のサイゼリヤに行って、メニューを見てビックリ!!
ブーファラのモッツァレラのサラダとピッツァがあったのです。それも驚くほど安い!
「本当にモッツァレラ・ディ・ブーファラなの!?」と疑ってしまいましたが、ミルキーでとても美味しく、この値段なら大満足です^ ^

モッツァレラを日持ちさせるために水分を少なくしたパスタ・フィラータのチーズが他にもたくさんあります。
スカモルツァ (Scamorza)、プロヴォローネ(Provolone)、カチョカヴァロ(Caciocavallo)など、大きさや形も様々です。
お料理に使うことがほとんどで、火を通すと溶けて伸びるのが特徴で、グリルやソテー、そしてカツのようにフライにしても美味しいんですよ。

スカモルツァをスモークしたスカモルツァ・アフミカータもあります。
昔、スカモルツァを台所の天井に吊るして、自然に燻製されたのが始まりだそうです。

そのままスライスして食べてもいいのですが、鉄板や網焼きすると、スモーキーな香りが立ち、トロンと溶けたチーズが少し和っぽく、とにかく美味しい!!!
いくらでも食べられちゃう~~
ビールでも日本酒でもワインでも、何にでもあっちゃう万能なチーズなんです。

もちもちお餅のような食感で、味はミルキー、日本人が大好きになるのも分かりますよね。

ぜひいろいろ試してみてくださ~い!!

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